R5年12月20(水) R5年度教員研修が開催されました。
今年度の教員研修では「発達障害とグレーゾーン」をテーマに掲げ、職員の皆様も交え2部制での研修を行い、55名の皆様にご参加いただきました。
第1部では、高崎市のみどりクリニック院長(医学博士)で医療法人 同人会理事長、群馬カウンセリング研究会 会長の鈴木基司先生に、医学的見地より『神経発達症を考える~スペクトラムという視点から~』と題し講演いただきました。鈴木先生には発達障害の特性や要因、薬剤療法までわかりやすくご教授いただきました。
また第2部では臨床心理士でスクールカウンセラーでもある樺澤徹二先生に、学校現場の実際に即した『発達障害の理解と対応』と題して講演いただきました。樺澤先生には実際の体験談を交えながら、発達的特性のある学生への対応方法をわかりやすくご教授いただきました。
各講演後には質疑応答の時間を設けましたが、参加者の皆様からの質問が多く予定時間を過ぎての終了となりました。鈴木先生・樺澤先生ともに質問者の気持ちに寄り添って回答をいただき、講演後にはお二方より「専修学校各種学校の先生方や職員の皆様が、こんなに熱心にテーマに取り組まれていることにただただ感動しました。私自身も勉強させていただきありがとうございました。」との感想をいただいております。
講師をお勤めいただきました鈴木先生と樺澤先生、どうもありがとうございました。またご参加いただきました皆様、長時間にわたる研修お疲れさまでした。研修終了後には続編を希望する声が相次ぎ、早速同テーマのシリーズ化を決定いたしました。次回開催時はより一歩踏み込んだ内容での研修に参加していただけますよう、研修委員一同で計画中です。今回参加いただいた皆様はもちろん、新たな皆様の参加もぜひお待ちしております。よろしくお願いいたします。